7月 25 |
殺しの番号 壱弐参
『必殺DVDマガジン 仕事人ファイル 2ndシーズン《八》 必殺仕事人V 激闘編 壱・弐・参』をようやく入手。
「ふたつがひとつとなりて列をなす…。」 原点回帰。オープニングナレーションに芥川隆行を迎え、ハード路線への転換を目指して中村主水、組紐屋の竜、鍛冶屋の政、なんでも屋の加代ら『仕事人V』チームに助っ人仕事人として加わるはぐれ仕事人三人組。 壱・弐・参。 特に、柴俊夫演じる壱が特筆もので、念仏の鉄を思わせるかの如きキャラクターながら、また鉄とは違った魅力を持っている。殺しの技は素手を使った頚椎折り。『素手』と『骨』というキーワードで、それこそ鉄というキャラクターの二番煎じとも思われそうだが、それだけにとどまらない魅力的なキャラクターに仕上がっていた。 この魅力的な壱に反し、残念なのは弐と参。それぞれを演じる梅沢富美男、笑福亭鶴瓶のスケジュールの都合により出演回数が少なく、印象は壱に比べ断然薄く、弐に至っては劇場版にすら出演できなかったという悲しい事実。(この出演回数の少なさから、笑福亭鶴瓶は引き続き次回作『必殺まっしぐら!』にも出演したとも云われている) 劇場版で死んだはずの主水が生きていたくらいなのだから、壱もまたTVシリーズで復活して欲しいと思わないでもないが、藤田主水亡き今、その願いは叶わない方がいいのかも知れない。 実は『〜《六》必殺からくり人 花乃屋仇吉 夢屋時次郎』と『〜《七》助け人走る 中山文十郎 辻平内』をまだ入手していなかったりする。 来月には買えるンだろうか? Leave a Reply |